Drahtseilakt
ASS-Spielkartenverlag No. 75005
A Game by Reiner Knizia
Japanese Edition
German Edition:
(p) 1999, ASS-Spielkartenverlag, D-71144 Steinenbronn, Germany;
(c) 1998, Reiner Knizia, D-89257 Illertissen, Germany.
English Translation: (C)1999, Reiner Knizia and Kevin Jacklin.
Japanese Translation: (C)2001, Reiner Knizia and Kevin Jacklin.
All rights reserved.
This Japanese Edition of "Drahtseilakt" is a re-translation from the Knizia-Jacklin's English edition. This edition is made by Sawada Taiju, through the courtesy of Dr. Reiner Knizia and Mr. Kevin Jacklin.
If you want the English edition, visit http://www.convivium.org.uk/
綱渡り
ライナー・クニーツィア作品
エイ・エス・エス製
三〜五人用
八歳以上向け
ゲーム時間三十分
ゲームの概要と目的
これってよく知られたことなんでしょうか? ある時点では全てが完全なる調和を保っていたというのに、そこに青空から気の違った鳥が現れ、それでバランスを崩す危険にさらされる、という。現実世界においては(このゲームでも一緒ですけど)、綱渡りを続けるために鉄の神経を持たねばなりません。このゲームでは、各トリックの勝者が得点を獲得し、また敗者も同様に得点を獲得します。これは良い方に転ぶことも悪い方に転ぶこともあります。常に勝ち続けたり、常に負け続けたりすると、バランスを崩してしまうわけです。バランスを保つ事が、このゲームの全てです。
ゲームの内容物
・数字カード五十枚、1から50まで
・得点カード十一枚、1から9まで、及び青の0と赤の0
・バランス棒五十本、青赤各色25本ずつ
・このルール
加えて、個々のラウンドにおける得点を記録しておくための紙と鉛筆が必要です。
準備
「綱渡り」の一ゲームは数ラウンドにより行われます。そのラウンド数は、プレイヤー人数と同数です。各プレイヤーがディーラーを一度ずつ行います。最初のディーラーの後は、時計回りにディーラーを交代していきます。ディーラーは以下のことを行います。
・得点カードをシャッフルして、中央に裏を向けた山札として置く
・バランス棒を中央に置く
・全ての数字カードをシャッフルし、各プレイヤーに九枚ずつ配る
・残りの数字カードを、誰にも見えないように脇に置いておく。この脇に置いたカードは次のラウンドになるまで使用されない
プレー
ディーラーの左隣のプレイヤーから開始します。開始するプレイヤーは得点カード山から一番上のカードをめくって表にします。その後で、自分の手札の数字カードから一枚選んで、自分の前に表を向けて置きます。以下時計回りに、他のプレイヤーも同様に、自分の数字カードから一枚選んで出します。これで一トリック終了です。
最も大きい数字カードを出したプレイヤーが、表にした得点カードに書かれた数と同じだけ、青いバランス棒を取ります。最も小さい数字カードを出したプレイヤーは、同じ数だけ、赤いバランス棒を取ります。バランス棒は自分の前に置いて、他のプレイヤーから見えるようにします。
例:得点カードの値は3でした。出された数字カードは 3, 28, 36 です。 36 を出したプレイヤーは三本の青バランス棒を受け取ります。 7 を出したプレイヤーは三本の赤バランス棒を受け取ります。
トリックが終了したら、出された数字カードは全て裏返します。最も大きい数字カードを出したプレイヤーが、次のトリックを始めます − 新しい得点カードをめくり、古い得点カードの隣に置いて、手元に残した数字カードから一枚を出すわけです。
値が 0 の得点カードがめくられたら、直ちに二枚目の得点カードをめくります。ここで、このゼロの得点カードは、二枚目の得点カードの、対応する色のほうの得点を覆い隠す用途に使われます。つまり、続いて行われるトリックでは、バランス棒は一色しか配られないのです。
例:青のゼロカードが、 4 の得点カードに被さります。最も小さい数字カードを出したプレイヤーは赤バランス棒四本を受け取りますが、最も大きい数字カードを出したプレイヤーは何も得られません。
二枚のゼロカードが連続してめくられた時は、この二枚のゼロカードは何の効果も発揮せずに廃棄されます。この場合は、三枚目の得点カードをめくり、トリックは通常通り行います。ラウンド中は、めくられた得点カードはすべて表を向けたままにしておき、まだ出てくる可能性のある得点カードは何か、プレイヤーに解るようにします。
プレイヤーが両方の色のバランス棒を所有した場合は直ちに、赤バランス棒一本と青バランス棒一本を組にして返却するという作業を、自分の所有するバランス棒が一色しかなくなるまで繰り返し行います。手元に残しているバランス棒は、自分がどれだけバランスを崩しているかを表します。
ゲームの終了
九トリック全てが行われたら、一ラウンド終了です。ここでプレイヤーはそれぞれ、自分が手元に残しているバランス棒の数を、色は無視して記録します。少ないほど良い結果ということになります。ラウンドを完璧なバランスで終えた、つまり一本のバランス棒も無い状態で終えたプレイヤーは、過去のラウンドの中から、いちばん大きい失点を取ったラウンドを選び、そのラウンドの失点を帳消しにすることができます。
定められた数だけラウンドを行ったら、ゲーム終了となります。プレイヤーはそれぞれ、全てのラウンドの失点を合計します。この合計値が最も低かったプレイヤーの勝ちです。
ゲームのバリエーション
一、より戦略的なゲームが好みなら、参加しているプレイヤー人数に対しちょうど必要なだけのカードだけを使って、「綱渡り」を遊んでみましょう。大きい数字のカードはゲームから取り除いておきます。例えば、三人で遊ぶのであれば、1から27までの数字カードしか使いません。
二、戦略より運のほうが好みなら、トリック中にカードを時計回り順で出していくのではなく、同時に出すことにしましょう。こうすると、既に出されたカードが何か確認することは誰にもできなくなります。プレーを最後に行うプレイヤーの優位性が失われるのです。
著者は、 Chris Bowyer, Dave Farquhar, Martin Higham, Ross Inglis, Kevin Jacklin, Chris Lawson 諸氏のこのゲームの開発に対する貢献に感謝します。
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ASS-Spielkartenverlag
Gewerbestrasse 4-6
D-71144 Steinenbronn
Germany
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日本語版について
この文書は Reiner Knizia 作 "Drahtseilakt" ルールブックの日本語版で、Knizia博士及び Kevin Jacklin 氏による英語版からの重訳です。日本語への翻訳は沢田大樹が、両氏の許可を受けて作成し公開しています。日本語版の著作権は、英語版の制作者であるKnizia, Jacklin両氏が保持するものとします。
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