Schotten-Totten
ASS-Spielkartenverlag No. 75006
A Game by Reiner Knizia
Japanese Edition
German Edition:
(p) 1999, ASS-Spielkartenverlag, D-71144 Steinenbronn, Germany;
(c) 1998, Reiner Knizia, D-89257 Illertissen, Germany.
English Translation: (C)1999, Reiner Knizia and Kevin Jacklin.
Japanese Translation: (C)2001, Reiner Knizia and Kevin Jacklin.
All rights reserved.
This Japanese Edition of "Schotten-Totten" is a re-translation from the Knizia-Jacklin's English edition. This edition is made by Sawada Taiju, through the courtesy of Dr. Reiner Knizia and Mr. Kevin Jacklin.
If you want the English edition, visit http://www.convivium.org.uk/
スコッテントット
ライナー・クニーツィア作品
エイ・エス・エス製
二人用
八歳以上向け
ゲーム時間二十分
スコッテントットの、財産を巡る争いを解決するための奇妙な風習、或いは...
[ルール]
ゲームの概要と目的
スコットランドの高原の空も春です。北スコッテンベリー村と南スコッテンベリー村との間にある牧羊地の上で、鳥が穏やかに鳴いています。そこに突然、南北から野蛮な闘いの咆吼が響き、時を置かず両村それぞれの一番の荒くれ者が牧羊地をまたいで対峙します。ステッキと棍棒とバグパイプで完全武装した彼らは、牧羊地の境界石の位置を正すため、でたらめに決められた者どもなのです。毎年雪解けにより石が動いてしまうので、嫌いな隣村に価値ある牧羊地を奪われてしまうのではないかと、北スコッテンベリー村の人々と南スコッテンベリー村の人々はいつも恐れているのです。両村の最強の男たちが、我が村の土地を守るために駆り出されます。ひとつひとつの境界石をめぐる闘いに勝つために男たちを招集して強い隊を組むのが、村の長老の役目です。
両プレイヤーは、境界石の自分側に、相手側よりも強い隊を組むことを試みます。隣り合う三つの境界石で勝つか、合わせて五つの境界石で勝つことに成功したプレイヤーが、牧羊地を獲得してゲームに勝利します。
ゲームに使う物品
・氏族カード五十四枚。六色(各色がそれぞれ一氏族を示す)それぞれ1から9まで。
・境界石カード九枚
・ルールブック
ゲームの準備
・境界石カード九個を、両プレイヤーの間に水平な線を描くように並べます。
・氏族カードを全てシャッフルします。
・両プレイヤーとも、手札として六枚ずつ受け取ります。手札はお互い相手に見えないようにします。
・残ったカードは境界石の片側の端に、裏を向けて山札として置きます。
・どちらから先に始めるか決めます(二ゲーム以上行う場合、前回のゲームの勝者から新しいゲームを始めます)。
プレー
両サイドが交互にプレーを行います。手番では、自分の手札から一枚選び、表を向けて自分の側の、境界石のうちどれか一枚の後ろに置きます。ゲーム中、同じ境界石の後ろにカードを出す場合、場所をとらないよう前のカードに部分的に重ねて出すようにしても構いませんが、どのカードの数字もはっきりと確認できるようにしなくてはいけません。ひとつの境界石の後ろに置けるカードは三枚までです。
カードを出したら、山札から補充を行って手札を六枚に回復させます。山札が尽きた場合はそれ以上カードの補充は行われませんが、ゲームは続行されます。
プレイヤーは村の長老の役目として、境界石の自分側にどのようにしてカードを組むか決めます。目的は、各境界石の向こう側にある相手の隊よりも強い隊を築くことです。完全な隊は三枚のカードにより構成されます。以下の表は、最も強い隊から最も弱い隊まで、作ることのできる隊をランク順に並べたものです。
最も強い隊:規律の取れた氏族−同色でかつ連番の三枚組
二番目の隊:スコッテントット・チーム−同値の三枚組
三番目の隊:氏族−同色の三枚組
四番目の隊:規律の取れた隊−連番の三枚組
五番目の隊:野蛮な群衆−その他のあらゆる三枚組
[ドイツ語版ルールの五頁に各ランクの例があります]
強いほうの隊は弱い方の隊に勝ちます。たとえば、規律の取れた隊はスコッテントット・チームには負けますが、野蛮な群衆には勝ちます。各プレイヤーが境界石の両側に同じランクの隊を組んだ場合、三枚のカードの合計値が大きい方が勝ちます。三枚の合計値も同じであった場合、先に隊を組んでいたほうが勝ちます(後に隊を組んだ方の負けです)。
[ドイツ語版ルールの六頁に合計値による勝敗の例があります]
境界石
自分の手番で手札を出す前に、一つまたは複数の境界石の所有権を獲得することができます。これを行うには、取ろうとする境界石の自分の側に、三枚の完全な隊ができている必要があります。さらに、相手が自分をうち負かすことができないことを証明できないといけません。
相手もその境界石の向こう側に三枚の隊を出している場合、状況は明白です。ですが、相手が向こう側に二枚以下のカードしか出していなかった場合、相手が何を付け加えても自分の隊より良い隊をつくることができない、と示してやらないといけません。これを行うのに、すでに表になっているカードを除外して考えることは構いませんが、自分の手札による情報を使ってはいけません。
二つの隊が同じ強さ(ランクが同じで、三枚の合計値も同じ)だった場合、最後にカードを足した方のプレイヤーが境界石を失います。ですが、相手側のプレイヤーが所有権を得られるのは、相手側の手番になってからです。
境界石の所有権を得る場合、その境界石カードを取り、自分の前、勝った隊の隣に置きます。この境界石にはもうカードを出すことはできません。
[ドイツ語版ルールの七頁に四つ例があります。どの例でも、上側の隊が下側の隊を破っています]
ゲームの終了
どちらかのプレイヤーが隣り合う三つの境界石を取った、または合計五つの境界石を取ったら、ゲームは即座にそのプレイヤーの勝利をもって終了となります。それ以上境界石は取れません。
複数回ゲームを行う場合、各ゲームの勝者が五点を獲得し、敗者は自分が取った境界石ひとつにつき一点を獲得します。最終的に、得点の合計が高い方の勝ちです。
[ドイツ語版ルールの九頁にゲームの状況の例があります]
著者および出版社は、Schotten-Totten の開発に貢献して頂いた Dave Farquhar に感謝します。
なにか不明な点がお有りでしょうか? 我々にお尋ねを! ご質問を下記までお送りください。
ASS-Spielkartenverlag
Gewerbestrasse 4-6
D-71144 Steinenbronn
Germany
遅れることなくお答えいたします。
日本語版について
この文書は Reiner Knizia 作 "Schotten-Totten" ルールブックの日本語版で、Knizia博士及び Kevin Jacklin 氏による英語版からの重訳です。日本語への翻訳は沢田大樹が、両氏の許可を受けて作成し公開しています。日本語版の著作権は、英語版の制作者であるKnizia, Jacklin両氏が保持するものとします。
無断転載禁止