Revolution
A Game by Reiner Knizia
publisher : Abacusspiele
Japanese Edition
English Translation: Peter Wotruba (amended by Kevin Jacklin)
All rights reserved.
This Japanese Edition of "Revolution" is a re-translation from the amended English edition. This edition is made by Sawada Taiju, through the courtesy of Dr. Reiner Knizia and Mr. Kevin Jacklin.
If you want the amended English edition, visit http://www.convivium.org.uk/
革命
ライナー・クニーツィア作品
アバカス社製
二人用
内容物
・ルール
・建物カウンター 3 つ(ノートルダム、ベルサイユ、バスチーユ)
・ゲーム盤
・赤マーカー 11
・青マーカー 11
・赤カウンター 11 (ジャコバン)
数字カウンター 10 ( 0 から 9 まで)
赤旗カウンター 1
・青カウンター 11 (王党派)
数字カウンター 10 ( 0 から 9 まで)
青旗カウンター 1
ゲームの概要
古のパリでの革命。ゲーム盤上に書かれた二十五の市区における優勢を獲得すべく、王党派とジャコバンが争います。件の場所を支配するために、プレイヤー二人が交互に自分のカウンターを一つずつ置いていきます。建物三つ全て、あるいは十一市区を支配したプレイヤーがゲームに勝利します。
ゲームの準備
ゲーム盤を広げます。片方のプレイヤーが王党派を担当し、青いカウンターとマーカーを取ります。相手側はジャコバンのプレイヤーとなり、赤いカウンターとマーカーを取ります。これらは全て、プレイヤーの前に置いておきます。建物カウンターは盤の脇に置いておきます。
建物の初期配置
ゲームの開始時に、王党派のプレイヤーは三つの建物カウンターのうち一つを選んで、盤上の好きなスペースに置きます。次にジャコバンのプレイヤーが二つ目の建物カウンターを取って別のスペースに置きます。そして王党派が三つ目の建物を、空いているスペースからどこでも一つ選んでおきます。置くときには、それぞれの建物が辺を共有しないように置かなければいけません。つまるところ、斜めに接するようには置ける(直に接するようには置けない)ということです。建物を置いたら舞台が整い、ここに革命が始まります。
ゲームの流れ
ジャコバンのプレイヤー(赤)から始めます。手番は交互に行います。手番のプレイヤーは、自分のカウンターのうち一つを盤上の空いているスペースに置きます。そのあとで、手番プレイヤーは盤を見て、自分が市区(盤上のスペース)を支配していないかどうか確認します。スペースを支配しているのであれば、そのスペースに自分の木製マーカーを置きます(詳しくは後述)。これが終わったら、次のプレイヤーの手番になります。
数字カウンターを置く
盤上に数字カウンターを置くということは、カウンターを置いたスペース、そして縦横に隣り合ったスペースに、影響を与えるということです。影響力の強さはカウンターの数字に比例します。
マーカーを置く
盤上のスペースに数字カウンターを置き、それで相手プレイヤーよりも高い影響力を得ていることが確実になった場合、この手番中に自分のマーカーから一つ取り、先の数字カウンターの上に載せることができます。また、置いたカウンターの隣に空きスペースが一つあるのだけれど、相手プレイヤーは使用できる一番高い数字のカウンターを用いても、そのスペースについて自分の影響力を上回ることができない、という場合も数字カウンターの上にマーカーを置けます。両プレイヤーの影響力が同値である場合、数字カウンターと同色のプレイヤーのものになります。
重要
数字カウンターが持っている影響力(周辺に及ぼすものも含めて)は、敵のマーカーが上に乗っていようと、変わらず発揮されます。
図二
一、青の 9 のカウンターは、赤が支配します。このスペースに対する影響力が青は 9 点しか無いのに対し、赤は 9+8+1=18 点の影響力を持っているからです。
二、赤は自分の 8 のカウンターも支配します。このカウンターへの影響力勝負は膠着状態になっています。赤の影響力は 8+7=15 点、青の影響力も 9+6=15 点です(同点の場合は自分のカウンターを自分が支配できるので、赤がこのスペースを取ります)。
三、最後に、赤は自分の 7 のカウンターも支配します。赤は既に 7+8+1=16 点の影響力を持っているのに、青には 7 と 5 のカウンターしかなく、これでは青はこのスペースを支配できないからです。
四、赤の 9 のカウンターは、青が支配します。青は 9+8=17 点の影響力を持っているのに、赤は空いているスペースに最大でも 6 のカウンターしか置けず、これでは 9+6=15 点にしかならないため、赤はスペースを支配できないのです。
五、同様に赤の1のカウンターも、青が支配します。やはり赤はここに最大で 6 のカウンターしか置けず、そうしても 1+7+6=14 点止まりです。対して青は 9+8=17 点の影響力を持っています。
ノートルダム
ノートルダムは唯一、数字カウンターと同様にマーカーで支配できる建物です。ですが数字カウンターと違って、ノートルダムはそこへの影響力が少ないほうのプレイヤーに支配されます。ノートルダムに隣接する最後のスペースにカウンターが置かれた時点で影響力が同点だった場合、ノートルダムは最後の隣接スペースにカウンターを置いていないほうのプレイヤーに与えられます。
図三
この例では、赤はノートルダムにマーカーを置けます。青はすでに 7+4=11 の影響力を持っていて、赤がこれ以上になる可能性は無いからです。
ゲーム終了と精算
革命は以下の様々な方法により勝ち取られます。
相手の旗を奪う
数字カウンターに加えて、両プレイヤーとも自分の色の旗を持っています。これはゲーム中に必ず盤上に置かなければいけません。相手よりも影響力が上回っていることを確定させることで相手の旗を取ることに成功したら、ゲームは直ちに終了し、旗を取ったプレイヤーの勝利になります。
三つの建物を支配する
(ノートルダムと違って)ベルサイユとバスチーユはマーカーによって支配されることはありません。ですが、これら三つの建物への影響力がどちらのほうが大きいのかは、マーカーを置かなくとも簡単に解ります。上の例では、赤がバスチーユを支配していることになります。同点の場合は、建物はどちらのものにもなりません。
バスチーユとベルサイユへの影響力が明らかに相手より高いことが確定していて、さらにノートルダムを支配している、という状況になった場合、直ちにそのプレイヤーの勝利となります。
マーカーの設置
自分の旗とそして自分のマーカー十一を全て盤上に置いたら、そのプレイヤーの勝ちになります。重要な点として、マーカーは自分の手番にしか置けません。
革命に勝利したプレイヤーには、相手プレイヤーが残したマーカーの数と同じだけの勝利点が与えられます。希に両プレイヤーが同時に勝利条件を満たすという場合がありますが、この場合は勝者が決まらずに革命は終了します。
バリエーション
建物設置ルールの変更
ゲーム開始時に建物を置く際、各建物の隣には必ず一スペース以上の空きがなければいけないとします。つまり、各建物はそれぞれ、周囲全てに一マス以上の間隔を空けて配置しなければいけないということです。
このバリエーション・ルールは元々のゲームデザインから来ています。
日本語版について
この文書は Reiner Knizia 作 "Revolution" ルールブックの日本語版で、 Peter Wotruba 氏が制作し Kevin Jacklin 氏が修正を行った英語版からの重訳です。この修正英語版は Kevin Jacklin 氏のウェブサイトにおいて公開されています。日本語への翻訳は沢田大樹が、Knizia, Jacklin 両氏の許可を受けて作成し公開しています。
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