Katzenjammer Blues
Goldsieber Spiele
A Game by Reiner Knizia
Japanese Edition
German Edition: (C) 1998 by Simba Toys.
English Translation: Reiner Knizia and Kevin Jacklin.
All rights reserved.
This Japanese Edition of "Katzenjammer Blues" is a re-translation from the Knizia-Jacklin's English edition. This edition is made by Sawada Taiju, through the courtesy of Dr. Reiner Knizia and Mr. Kevin Jacklin.
If you want the English edition, visit http://www.convivium.org.uk/
哀愁の猫のブルース
ライナー・クニーツィア作品
ゴルドジーバー製
二〜六人用
十歳以上向け
ゲーム時間三十分
イッツ・ショウタイム! 夜の猫がブルースを唸る。契約先を探す最高にクールな猫科のカルテット。オーディションではこいつらを手に入れようと、マネージャーどもが高値を競う。でも結局のところ、モノを言うのは鼠、鼠、鼠!
内容物
・カード九十枚
・鼠二十四枚
・ルールブック一冊
最初にゲームを行う前に、鼠をシートから丁寧に切り離してください。
カード
カードには1から5までの数字が、またジョーカーにはJの文字が書かれています。カード一セットには各数字のカードが十五枚ずつとジョーカー十五枚が入っています。カードに書かれた楽器とか背景色はゲームでは取り立てて意味を持ちません。
準備
鼠二十四枚を脇にまとめて置いておきます。四人以下でゲームを行う場合、鼠を四枚ゲームから除去しておきます。ご注意を、鼠はみなさんが考えているよりも早く取り去られてしまいます。最初のターンのバンドリーダーになるプレイヤーを決めます。このプレイヤーがカードを十分にシャッフルし、各プレイヤーに六枚ずつ配って、残ったカードを中央に裏を向けて山札として置きます。プレイヤーはそれぞれ配られたカードを手札とします。
ゲームの流れ
ゲームは数ラウンドで構成されます。ラウンドの最初に、バンドリーダーは山からカードを何枚かめくります。そうしたら、プレイヤーはめくられたカードを巡って、自分の手札を使って競りを行います。競りに勝ったプレイヤーは場のカードを獲得し、さらにその後カルテットを舞台に上げて鼠を取る機会も得られます。誰かが残った最後の鼠を取ったか、または山札が無くなったらゲーム終了です。鼠を最も多く集めたプレイヤーが勝利します。但し、あまりにジョーカーに頼りすぎたプレイヤーは、鼠を五枚失います。
プレー
一、カードをめくる
バンドリーダーが山からカードを一枚ずつめくっていき、全員に見えるように一列に置いていきます。同じ数字のカードが二度出てくるか、ジョーカーが一枚めくられるかするまで、カードをめくり続けます。この二度目に出てきた数字カードまたはジョーカーが、列に置かれる最後のカードということになります。ジョーカーがめくられた場合、プレイヤーはそれぞれ山から一枚ずつカードを引いて手札にします。
二、競り
めくられたカードがひとまとめにして競りにかけられます。バンドリーダーの左隣のプレイヤーから競りを始めます。競りは時計回りに進めます。新しく競り値を付ける場合、すでに付けられた競り値よりも高い値を付けなければいけません。現時点で手元に持っているカードしか競りに使ってはいけません。
競り値を上げたくない、または上げられない場合、パスをすることになります。一度パスをしたプレイヤーは、そのラウンド中は競りに復帰することはできません。パスをしたプレイヤーは手札を自分の前に伏せておくようにすると良いでしょう。
同一数字のカードで値を付ける
同じ数字のカードを何枚か出して競り値とする方法です。カードの枚数と数字を宣言します。
例:「2を三枚」
前に出た競り値より枚数が多ければ、必ず前より高い競り値ということになります。枚数が同じであれば、より高い数を付けなければいけません。
例:「2を二枚」は「5を一枚」より上、「2を三枚」は「1を三枚」より上
異なった数字のカードで値を付ける
同じ数字のカードで値を付ける代わりに、全て異なる数字(以下「バラ」と呼びます)のカードを何枚か出して競り値を付けることもできます。この場合、カードの枚数だけを宣言します。カードの値自体は重要ではありません。
例:「バラ三枚」
バラで付けた競り値は、同じ枚数による同一数字の競り値より常に低い価値しか持ちません。バラで競り値をつけるには、以下の二つの条件を満たす必要があります。
・前に出ている競り値よりも枚数が多いこと
・全てのカードがそれぞれ異なった数字になっていること
バラの中でいちばん高い競り値は「バラ五枚」です。
例:現在の競り値が「バラ三枚」だったとします。次のプレイヤーはバラで値を付けようと思ったので、「バラ四枚」以上を宣言しないといけません。この「バラ四枚」の後、さらに高い競り値として「1を四枚」というのが出てくるかもしれません。
一人以外の全員がパスをしたら、競りは終了となります。競りに勝ち残ったプレイヤーは自分が競り値として付けたカードを手札から公開し、それを表を向けて捨て札の山に移します。その後で、中央に出ているカードを取って自分の手札に加えます。このプレイヤーが、次のラウンドのバンドリーダーになります。
めくられたカードに対して誰も値を付けなかった場合、めくられたカードは表を向けて捨て札の山に移します。その時点でのバンドリーダーが新たにカードをめくります。
ヒント:競りの勝者はカルテットを公開するのに、受け取ったカードを直ちに使ってもいいし、後にとっておいても構いません。ですがたぶん、後の競りのために取っておくほうを選ぶのではないでしょうか。高い数字のカードは強いカルテットになりますが、低い数字のカードも競りで有用になることがよくあります。
三、カルテットを公開する
自分が競りに勝ってカードを受け取った直後にしか、カルテットの公開は行えません。
カルテットは同一数字のカード四枚により構成されます。カルテットを公開するために、いま受け取ったカードを含めて手札にある全てのカードを使用することができます。一度に二組以上のカルテットを公開しても構いません。
カルテットを一組公開するごとに、公開したプレイヤーはカードの数字と同じ数だけ鼠を受け取ります。
例:「四枚の3」と「四枚の4」、都合二組のカルテットを公開したプレイヤーには、鼠が(3+4=)7枚与えられます。
公開したカルテットのカードは全て表を向けて捨て札の山に移します。
ジョーカー
ジョーカーはカルテットを作るのにも、競り値を付けるのにも使えます。ジョーカーはどの数字の代わりにも使えます。競り値にもカルテットにも、入れたいだけジョーカーを入れられます。
ジョーカーを使った場合、そのジョーカーは捨て札の山には移されず、表を向けて自分の前に置いたままにしておきます。このジョーカーをもう一度使うことはできません。
ゲーム終了時にジョーカーの数が一番多いプレイヤーは、鼠を5枚失います。
四枚のジョーカーによるカルテットを作ったプレイヤーは、そのジョーカーを1から5までのいずれかの数として使うことを宣言しても構いませんし、そうではなく、このジョーカーによるカルテットを値のないものとして宣言しても構いません。
・値のあるカルテットとしてジョーカーを公開した場合、対応する数の鼠を受け取り、ジョーカーを自分の前に表にして置きます。
・値のないカルテットとしてジョーカーを公開した場合、鼠は受け取らず、代わりに四枚のジョーカーを表にして捨て札の山に移します。これはジョーカーを自分の前に置かずに捨て札にできる唯一の方法です。
例:あるプレイヤーがジョーカー四枚によるカルテットを公開しました。彼はこれを「四枚の5」であると宣言し、鼠を5枚受け取り、このジョーカー四枚を自分の前に晒します。
別のプレイヤーがジョーカー四枚のカルテットを作りました。彼はジョーカーを捨てることを選んだので、鼠は一匹も受け取れません。
ゲームの終了と精算
山札の最後の一枚が引かれたか、残った最後の鼠が取られたかすると、ゲームは即座に終了となります。鼠による終了の場合、最後のプレイヤーのカルテットに対する報酬を十分に支払うだけの鼠が無いのであれば、残っているだけの鼠しか受け取れません。
この段階で、全てのプレイヤーは自分の手札にあるジョーカーを全部、自分の前に公開します。全員、自分の前にあるジョーカーの枚数を数えます。最もジョーカーの多いプレイヤーは、鼠を5枚失います。何人かのプレイヤーが同数でジョーカーの枚数が最多だった場合、最多だったプレイヤー全員が鼠5枚を失います。ですので、得点が負の値になることもあります。
鼠をいちばん多く集めたプレイヤーの勝ちです。鼠が同数の場合、ジョーカーの枚数が少ない方を優位とします。それでも順位が決まらない場合は、同率首位のプレイヤー全員で勝利を分け合うことにします。
何ゲームかに渡って遊ぶことにしても構いません。その場合はゲームごとに、結果を記録して合計します。
著者について: Reiner Knizia は Windsor に住む数学博士です。熱狂的なゲーム作家で、六十以上のゲームを出版しており、1993年のドイツゲーム賞を受賞、ゲームオブザイヤーにも数度ノミネートされています。 Reiner Knizia はドイツのゲームシーンにおいて成功をおさめた作家の一人です。
画: Franz Vohwinkel
(C)1998 Simba Toys
Goldsieber Spiele
Werkstrasse 1
D-90765 Fuerth
Germany
日本語版について
この文書は Reiner Knizia 作 "Katzenjammer Blues" ルールブックの日本語版で、Knizia博士及び Kevin Jacklin 氏による英語版からの重訳です。日本語への翻訳は沢田大樹が、両氏の許可を受けて作成し公開しています。日本語版の著作権は、英語版の制作者であるKnizia, Jacklin両氏が保持するものとします。
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