Am Fuss des Kilimandscharo
A Game by Reiner Knizia
publisher : Hans im Glueck
Japanese Edition
English Translation: John Webley (amended by Kevin Jacklin)
All rights reserved.
This Japanese Edition of "Am Fuss des Kilimandscharo" is a re-translation from the amended English edition. This edition is made by Sawada Taiju, through the courtesy of Dr. Reiner Knizia and Mr. Kevin Jacklin.
If you want the amended English edition, visit http://www.convivium.org.uk/
キリマンジャロの麓
ライナー・クニーツィア作品
ハンス・イム・グリュック社製
二〜四人用
七歳以上向け
頂に雪を被ったキリマンジャロ、その麓には自然の多様性を示す素晴らしい展示場があるのです。サバンナとジャングルの風景が全部一緒になって混ざり合い、巨大な川が素早く動く蛇のように熱帯雨林をうねるのです。
多いときで四人の探検家が、この危険な風景のなか自らの道を切り開こうとしています。ですがどの移動手段が最も速いのか、誰が確信を持てるというのでしょう? 川をカヌーで行くか、屈強なラバでジャングルを進むか、ナイフを装備して歩くか、それとも嵐の中破壊された道をジープで? キリマンジャロの麓のベースキャンプに一番乗りでたどり着きたいならば、これら全てをそれぞれ最適なところで使うように旅程を組み立てないといけません。
ゲームの中身
・移動カード五十六枚。四種類、各種類ごとに 1 から 7 までの数字がそれぞれ二枚ずつ
・チャンスカウンター十六枚(バナナ八、ライオン四、位置交換四)
・駒四つ(それぞれ別個の探検隊を示す)
・ゲーム盤一枚
・ルール
準備
最初のゲームの前に、シートからカウンターを丁寧に切り離す必要があります。駒は 1 のマスの隣にある村に置いてください。チャンスカウンターはシャッフルして、裏を向けてプレイヤーに配ります。各プレイヤーは自分のカウンターを見て、順番に、それを裏を向けて盤上のマスに置いていきます。一度に置くのは一枚で、全てのカウンターが置かれるまで時計回りの順番で置き続けます。カウンター二つが隣り合わせになるように置いてはならず、また村のマスにはカウンターを置けません。その後でカードをよくシャッフルしてプレイヤーに配ります。各プレイヤーは三枚ずつカードを受け取ってこれを自分の前に表にして置き、さらにもう三枚、手札として受け取ります。残ったカードは伏せてボードの脇に一つの山にしておきます。
ゲームの目的
ゲームの目的は、最初にキリマンジャロの麓のベースキャンプ( 100 のマス)にたどり着くか、ゲーム終了時点でベースキャンプに一番近づいているかすることです。
ゲームの流れ
ディーラーの左隣のプレイヤーから始めます。手番プレイヤーは自分の手札から一枚出さなければならず、そして以下の二行動のうち一つを選びます。
一、自分の前にある三枚のカードのうちの一枚に、手札から出したカードを表にして重ねて置く(通常は手番毎に進める距離を増やすようにする)
二、他のプレイヤーの前にあるカードのうちの一枚に、手札から出したカードを表にして重ねて置く(通常は手番毎に進める距離を減らすようにする)。ただしこれは、自分よりも先に進んでいるか自分と同じだけ進んでいる探検隊の担当プレイヤーに対してしか行えない。従って、自分の後を追っているプレイヤーに対してこれを行うことはできない。
この表に出ているカードの数字と四つの色(種類)とで、プレイヤーが自分の手番に進める距離が決まります。
一、表に出ている三枚が全て同じ種類(色)だった場合、カードの数字を全部足してどれだけ進めるか決めます。例えば、自分の前にカヌーの 2 とカヌーの 4 とカヌーの 7 を出しているプレイヤーは、一手番に 13 マス進めます。
二、三枚のうち二枚が同じ種類で、三枚目が違う種類の場合、二枚の同種のカードに書かれた数字を足した数だけ進めます。例えば、ジープの 1 とジープの 5 とジープの 7 を出しているプレイヤーは、一手番に 6 マス進めます。
三、三枚のカードが全て違う種類だったなら、三枚のうち一番高い数字のカードに書かれているのと同じ数だけ進めます。例えば、ジープの 4 とカヌーの 6 とラバの 3 を出しているプレイヤーは、 6 マス進めます。
手番プレイヤーはカードを置いたら、自分の前にあるカードによって指示されている数だけ、自分の駒を前に進めます。自分の前にある三つの山の、それぞれ一番上のカードのみ勘定に入れます。一つのマスに探検隊いくつでも同居できます。最後に、手番プレイヤーは山札からカードを一枚補充します。手番は左隣のプレイヤーに移ります。
チャンスカウンター
このカウンターは道中に出会うさまざまな危険や好機をあらわします。カウンターが置かれているマスの上で手番を終えたプレイヤーは、そのカウンターをひっくり返し、以下のうち一つを行います。
一、バナナ・カウンターは食事休憩をあらわし、したがってエネルギーが増えることになります。バナナ・カウンターの上で手番を終えたプレイヤーは、二度目の移動を、一度目と同じ距離だけ行えます。
二、ライオン・カウンターは危険をあらわします。ライオン・カウンターの上で手番を終えたプレイヤーは、後退して一番近い村まで下がらないといけません。
三、位置交換タイルに止まったプレイヤーは、他の探検隊を一つ選んで、その探検隊と位置を交換することができます。
バナナとライオンは表にされたらそのまま残しておき、そのマスに止まった別の探検隊にも影響を及ぼします。ですが位置交換カウンターは、一度表にされたらゲームから取り除きます。
ゲーム終了と勝利
ゲームは以下の二通りの状態のどちらかになったら終了します。
一、だれかがキリマンジャロの麓のベースキャンプ( 100 のマス)に到達するか通過するかしたら、そのプレイヤーの勝利でゲームは終了します。
二、山札が全て無くなり、プレイヤーの手札も全部出されたら、ゲームは終了します。この場合は、一番先まで進んでいるプレイヤーが勝利します。同じ距離に複数のプレイヤーがいる場合、実際には行われなかった次のラウンドで一番先まで進むことができていたプレイヤーが勝利します。
選択ルール
ゲームの運の要素を減らす溜めに、位置交換カウンターのルールを変更することもできます。この場合、このカウンターの上に止まったプレイヤーは、位置交換をするのではなく、誰か別のプレイヤーの探検隊を、一番近い村まで後退させなければならない、とします。
ジャングルを進む道中、著者と出版社は以下のプレイヤーの方々の大きな助けを受けました。 Moritz Brunnhofer, Gunthart von Chiari, Gabriella Dressel, David Farquhar, Martin Geiger, Angela and Norbert Hansen, Martin Higham, Dieter and Barbara Hornung, Kevin Jacklin, Jannis Papakiriakopoulos, Karl-Heinz Schmiel, Karen and Andreas Seyfarth, Alison and Daniel Steel.
日本語版について
この文書は Reiner Knizia 作 "Am Fuss des Kilimandscharo" ルールブックの日本語版で、 John Webley 氏が制作し Kevin Jacklin 氏が修正を行った英語版からの重訳です。この修正英語版は Kevin Jacklin 氏のウェブサイトにおいて公開されています。日本語への翻訳は沢田大樹が、Knizia, Jacklin 両氏の許可を受けて作成し公開しています。
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