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自作ゲーム作成のノウハウ #2
Shoestring Gamers #2
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さて、理論ばっかり載せないで実例も載せた方が良いのではないかと考えて、実例編も書いてみた。題材は、最近コンポーネントを作った「チキンレーサー」。なぜこれにしたかというと、単に他のは昔のことなので忘れてしまったからである。

 まず重要なのがカードである。ルールを参照してくれるとわかるが、このゲームではカードを多用する。実はコンポーネントを買ってから原稿を書く前にルールの変更があったので、今回のルール上必要なカード枚数(53枚)よりだいぶ多く、65枚のカードを購入することにしていた。

 理論編でも述べたように、わたしはカードはレターセットを利用している。5枚一組で25円だったので、65枚購入する。ちょっといい柄で、カードとして適しているのを買ってみた。これで、税込み341円なり。

 それから、盤のための色紙を物色する。しかし、今回の盤は縦長なので使いづらいということと、それからわたしは、基本的に盤なんて紙でいいじゃん、と考える人間なので、盤のためにとくに何かを購入することはしない。

 それからコマだ。文具屋に向かっていろいろ物色してみる。たとえば鉛筆キャップセットなどもなかなか良いのではないかと思った。結局、値段とのかねあいでゼムクリップに決定。これが税込み136円。

 ところが誤算に気づく。というのは、このゼムクリップは5色セットだったのである。つまり、白色と赤色のクリップが1つずつしかないので、実はゲームの要件に満たないんである。これは困ったが、もう1セット買うのはもったいないし、とりあえず他の色で代用することにしよう。まぁ、不評だったらもう1セット買ってもいいが…。

 あと、このゲームで必要なものとしてはチップがあるが、チップは実は既にポーカーチップを持っているので、取り立てて購入することもない。


 というわけで、実際問題、このゲームの作成にかけたお金はただの477円に過ぎなかったわけだ(むろん、厳密にはプラスとして紙代、ペンのインク代、作成の労力も含めなければならないだろうけど)。自分で書いていて驚くべき安さだ。昔「ペトリ皿の上で」のコンポーネントを作ったときには、店の人にカットを頼んで6000円だか7000円だかのお金がかかった記憶があるのに…。

 結局、安く仕上がるゲームもあれば、高い金がかかるゲームもあるという当たり前の結論しか得られないわけだが、たいていの場合は、自作というのは非常に安上がりである。なので、この稿を読んでまだ悩んでいる人がいたら、是非一度、ネット上で転がっているオリジナルゲームを試してみて欲しい。そして、願わくば、その感想を作者に伝えてもらいたい。

 たいていのネット作者は、自作ゲームの感想を受け取ったら、非常に喜ぶだろうから…。

それでは、楽しいボードゲームライフを!




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