スクウェア・オン・セール Square On Sale |
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by Sawada Taiju / self print
for 3-5 players / age 10 and older / 60min(I suppose) / not for sale ゲーム概要 「スクエアなんとか」だの「なんとかスクエア」だの名前の付いたボードゲームというと概ね、碁盤状のボードを街区に見立てて都市開発らしきものを行うものと相場が決まっておりますが(ほんとかな)、このゲームの題名はそのような固定観念を利用してアブストラクトな競りゲームになんとかテーマ性らしきものを持たせようという意図のもとに名付けられました。 要するに碁盤状に区切られたボードを街区に見立てて、各マスを競り落としていくわけですね。限られたお金を使い、良い街区をたくさん競り落とすと幸せになれます。ゲームの特徴は二つありまして、ひとつは19世紀のマスターピース「リバーシ」のルールを採用していること。つまり他人の土地を自分の土地で挟み撃ちすれば、他人の土地を強奪できるという。とはいえこれは他人様のアイデアの流用でして(というかボードが5x5で多人数ゲームなのでどっちかというと「アタック25」に見えるような感もあるのですけど)、もう一つの特徴のほうに行きますと、「複数の競りが同時多発的に始まり、それぞれの競りの終了のタイミングはプレイヤーの思惑によって適当に決まる」ということ。このゲームの競りで大事なのはお金だけじゃなく、むしろタイミングのほうがより重要と言えます。 それではゲームはじめ。 基本ルール 用意するもの
ゲーム盤
タイル
チップ
キューブ ゲームの準備
各プレイヤーの担当色を決める。 手番の流れ 手番に行うことは以下の通りである。
1:中央に置いたチップの回収
「3a:ビッド」と「3b:パス」を一手番で両方とも行うことはできない。どちらか一つを手番プレイヤーが選んで行う。 ビッド(3a) プレイヤーは任意のマスをひとつ選び、そのマスを入手すべく競り値をつける。(タイルがすでに置かれているマスを選んでも構わないし、そのタイルが自分の色のものであっても構わない) 競り値の付け方は、購入を希望するマスに、自分の手元にあるチップを任意の枚数だけ積み重ねて置き、置いたチップの上にキューブを載せることによって行う。積み重ねたチップの枚数が競り値となる。 同じマスに他のチップがある場合も、その上に積み重ねるようなことはせず、盤上に直接置く。 購入を希望するマスに、キューブが載せられた状態のチップ(正確には、単色のチップが積み重ねられたもの)がすでに存在する場合、これはその色のプレイヤーが既にこのマスを購入しようとして競り値を付けていることを意味する。従って、手番のプレイヤーは、これよりも多くのチップをこのマスに置く必要がある。 競合するプレイヤーよりも高い競り値をつけたのであれば、競合するプレイヤーが競り値を示すのに使っていたチップは不要になるので、これを持ち主に返却する。その後、競合するプレイヤーが載せていた一つないし二つのキューブを、いま自分が置いたチップの上に載せ変える。 他の誰も競り値を付けていないマスに(つまりキューブが無いマスに)新たに競り値を付ける場合、置いたチップの上に、ストックからキューブを一つ取ってきて載せる。 キューブが載せられている自分のチップが存在するマスには(つまり、自分が現時点で最高値を付けているマスには)、ビッドを行うことはできない(つまり、競り値の付け直しはできない)。 パス(3b) パスをした場合、チップの回収を行うことができる。 縁の各マスから、自分の色のチップを一枚ずつ回収し、手元に戻す。 但し、キューブが上に載っているチップ(の積み重ね)は回収できない。(同じマスに、キューブが上に載っているチップと、キューブが載っていないチップの両方が存在する場合、キューブが載っていないチップを回収することができる) また、自分の色のチップが存在しないマスに関しては、回収の対象が存在しないので、回収は行えない。 キューブ及びタイルの配置(2) 以下の処理を、全てのマスについて行う。 自分の手番が回ってきたとき、盤上に、キューブが一つ載っている自分のチップがある場合、ストックから二つ目のキューブを取って載せる。 自分の手番が回ってきたとき、盤上に、キューブが二つ載っている自分のチップがある場合、そのマスは自分が競り落としたことになる(購入の拒否はできない)。キューブ二つをストックに戻し、代わりに、手元からタイルを一枚、競り落としたマスに置く。 すでにそのマスに他のタイルが存在する場合、新たなタイルはその上に積み重ねて置く。 タイルを置いたときに、他にも既に自分が所有しているマス(つまり、積み重ねられたタイルの一番上に自分のタイルがあるようなマス)があれば、連鎖的に他のマスも獲得できる可能性がある。 これは「リバーシ」の要領で、自分がいま置いたマスと、自分が所有する別のマスに挟み込まれた状態に、他人の所有するマスがあるのであれば、そのマスに新たに自分のタイルを(他プレイヤーのタイルの上に)置き、獲得する。 この処理は、タイルが手元にある限り必ず行う。タイルが部分的に不足する場合、連鎖的に獲得すべきマスのうちいずれを実際に獲得するかは、任意に選ぶことができる。 同時に2つ以上のマスを競り落とした場合、どのマスの購入処理(タイルを置き、関連するマスを連鎖的に獲得する)を先に行うかは、購入者が任意に定める。 中央に置いたチップの回収(1) 中央の全てのマスから(縁からは回収が行えないことに注意)、自分の色のチップを一枚ずつ回収し、手元に戻す。処理の詳細については、「パス」の項に準ずる。 ゲームの終了
手番終了時に、以下のいずれかの状態になっていたら、ゲームは終了となる。 精算
自分の手元に残っているタイル1枚につき、減点1となる。 最高得点者を勝者とする。同点時は、最初の手番の巡ってくるのが遅かったほうのプレイヤーを優位とする。 (基本ルール以上) 標準ルール 基本ルールを一度遊んでみれば解ると思うのですが、とにかく中央のマスが購入されません。みんなが角に縁にと群がってたいへん意地汚いゲームになります。それはそれで面白いは面白いので一応「基本ルール」として残したんですけれども、やっぱりスマートな方がいいなあ、ということで、そのあたりを改善したこちらを標準ルールとさせていただきます。 用意するもの
基本ルールに必要なものに加え、以下を用意する。 ルール追加分 ゲーム開始時に、各マスにチットを置いておく。升目と、そこに置くチットの枚数との関係は以下の通り。
各マスに置いてあるチットは、そのマスに最初にタイルを置いたプレイヤーが獲得し、手元に置いておく。 手元にあるチットは、ゲーム終了時に、1枚につき1点の得点となる。 その他のルールは、基本ルールと同じ。 バブル・ルール ゲーマーの方でいらっしゃいますか? 要素が少ないと物足りないと。失礼いたしました。それではこちらのルールでお楽しみください。 用意するもの
基本ルールに必要なものに加え、以下を用意する。 ルール追加分 ゲーム開始時に、チットを中央の九マスそれぞれに1枚ずつ置く。 ゲーム中、手番のプレイヤーが、その時点でキューブの置かれていない縁または角のマスにビッドを行った場合、そのプレイヤーは手番の最後に、中央九マスの中から任意に一マス選び、そこにチットを一枚置かなければいけない。 但し、キューブまたはタイルが置かれているマスには、チットを置くことができない。この制限のため、チットを置くことができるマスが存在しないという場合があるが、その場合はチットを置かない。また、チットが足りなくなったときも、チットを置かない。 各マスに置いてあるチットは、そのマスに最初にタイルを置いたプレイヤーが獲得し、手元に置いておく。 手元にあるチットは、ゲーム終了時に、1枚につき1点の得点となる。 その他のルールは、基本ルールと同じ。 [To Do] 実は標準ルールは「標準」とか言っておきながら一回もテストプレイしていません。こんなもんでバランス合ってるのでしょうか。 「キングメーカー問題」という重大な欠点が一つ残っているんですが、このシステムではこの問題を潰すのは無理だろうということで、潔くあきらめました。 |
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