#1 への解答
解答者:向井
順を追って考えてみる。
Verraeterカードを選んだ場合は、全プレイヤーが鷹に属することになる。当然、得られるポイントは同じで差が開かない。この場合、CとしてはAが裏切るのか、Bが裏切るのか、どちらも裏切らないのかの3つの選択肢がある。Aが裏切った場合はDiplomat-5を選んで勝ちに行く(何せ相手は両方とも4枚のカードを持っているのだ)線を狙うだろう……手札によるが。Bが裏切ったと仮定した場合は、Strategieを取得してBを引き離し、かつ、戦場を思い通りにさせないことが肝要となる。最後に、どちらも裏切らない場合は、Bauerで戦力増強を狙うか、StrategieでBを引き離しつつ、次ターンをある程度掌握しようとするはずだ。Bにとってもっとも好ましくないのはStrategieをとられることだが、仮にStrategieをCがとらなかったとしても、残されたカードからDが選ぶカードは、BauerかStrategieの可能性が高いのではないかと思う。
いずれにしても、大勢に影響は少ない。いたずらにDが混乱するとすれば、Aは得をするだろう。
Diplomat-5を選ぶということは「勝ちに行く」ことを意味する。8と6とDiplomat-5がそろえば、かなり勝率は高いと見ていい。問題は、残りのCとDが裏切るかどうかというところにある。
まずCだが、与えられたカードから選ばなければならない。AとBがどのようにカードを選択したかを考えると、A:Diplomat-5、B:(建設)かA:(建設)、B:Diplomat-5かのどちらかだと考えられる(この状況でAやBがDiplomat-2をとることは考えにくい)。Aは4枚の手札があるから、ここでDiplomat-5をとるのはよほど手札に自信がない場合だろう。従って後者。すると、逆にBはある程度いい手札を持っていると想像できる。Bに追いつかれず、上位に食い込むためにも、Verraeterを選ぶのが、Cとしては得策である。
Dの場合は、Aが裏切るか裏切らないかだけが問題となる。したがって、Verraeterが手元にある場合は、安心してそれ以外をとればよい。次ターンの主導権をとりつつAを引き離すStrategieが順当かと思うが、Bauerという手もありうる。Verraeterがない場合は、どっちにしてもDには手だてがないので、選ぶカードはあまり関係がない。
つまり、この手ではCが裏切ってしまう可能性が非常に高く、裏切らない場合はVerraeterは使われない。
1人勝ちを期待するのも手ではあるが、ギャンブル性が高く、あまり勧められない。
Bauerは、次のターンに賭けてこのターンは日和見をする手である。しかし、Cは手持ち札が少なく、裏切る可能性は低いだろう(勝ち目が少ない)。おそらくCがとるカードはStrategie。すると、Dは自分の手札と相談することになるが、よほど自信がある場合を除いてはDiplomat-5だろう。
あるいは、CはBの手札をよっぽどいいものと考え、Verraeterを選択する可能性もある。その場合はDがStrategieだろう(次のターンでAに抜かれないor追いつくために)。
したがって、Bはカードを多数持てるが手札の上限は5枚(だったっけ?)だし、Strategieが奪われてしまうので次のターンの展望も上手く開けず、順位はかわらずにむしろCに引き離されてしまう可能性が高い。むろん、このターンに全力を出すという手もある。全ての手札を使えば、土地の戦力値も加味して30。DがDiplomat-5を使用するとして、差は10。3人合わせて8枚のカードだが、土地の戦力差8は微妙なので、それぞれのプレイヤーは1枚くらいは出すだろう。AがDiplomat-2を持っている可能性もあるが、Diplomat-5の時に指摘したように、その可能性は低い。しかし、AはDの手札枚数から類推して2枚くらいは出すだろう。カードの平均を2と見積もって、鷹側の増強は8。実際にはもう少し高いと思われるので、あまり分のいい戦いではない(Cが裏切る可能性もあることだし)。そもそも、Bauerをとったからといって、次のターンの展望が一気に開けるわけでもない。悪手という気もするが、1人勝ちの一発逆転を狙うならこのカードだろう。戦力値7の(注:ここから文字化け)
Strategieの場合を考える。これも、ある意味で日和見作戦だろう。この場合のCは相当なジレンマに陥る。そもそもCは、Aに追いつくためにも倉庫の関係上も、勝つ見込みがあるなら裏切る方がいい。しかし、裏切った場合はDがDiplomatを選択する可能性がある。
実際には、DはDiplomatを選ぶくらいならBauerを選ぶだろう。そう考えてCが裏切る可能性が高い。
Cが裏切らなかった場合は、Diplomat-5よりはBauerを選ぶのではないか。次のターンの行動範囲を広げるためである。
そして、Cが裏切らなかった場合には、DにはDiplomat-5とVerraeterが与えられる。どちらを選ぶかは難しいが、敢えてAに差を付けるためにVerraeterを選ぶようにも思える。 要するに、CかDかどちらかが裏切る可能性が高くなる。
この場合、Bは全力を尽くして見事に勝利することも出来る。先述したように、おそらくDiplomat-5は使われないだろう(戦力値15の心理的余裕感という表現もできよう)。だが、CがVerraeterを選んでいる可能性もかなりある。
おそらく、1人勝ちしたとしても、Aに追いつくことは難しい。トップを狙うのも難しい。しかも、CかDが裏切る可能性も高いとすれば、このターンに「動く」ことは得策ではない。Cには存分にVerraeterを選んで敗北してもらおう。当然、Bはこのターンにはカードは1枚も出さない。
次のターンの戦場設定は今回の課題ではないし、状況に応じて変えるべきだが、10*と5+の接点か、10+と7*(敗北した場合)の接点あたりが狙い目かと思う。
というわけで、私がBに助言するとしたらStrategieである。そして、そのターンに手札は一枚も出さないことも同時に助言しておく。
……こんなに存分に考える暇が、ゲーム中にあるわけないけどな。