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サイノカワラ(ルールブック)
Sainokawara (rulebook)

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三〜六人用

あらまし

遙か遠くの国、ジパングに伝わる伝説。
ジパングでは、悪さをする子供はハラキリの刑に処され、地獄に落とされる。
その地獄は、ジパングでは「サイノカワラ」と呼ばれる。
サイノカワラでは、同じようにハラキリの刑に処された子供たちが、泣き叫び、昼も夜もなく助けを求め続ける。
するとミト・コーモンなる天界の使者がアカオニを連れてやってきて、こう言うのだ。
「おお、愚かなる餓鬼共よ、そなたらにこの賽子を授けよう。己の力の限りを尽くし、この賽子を積み上げた者のみ、親の元へ帰してやろうぞ」


内容物


ゲームボード 1枚
駒 人数分
担当カード 12枚
積み上げる為の賽子 20個
(以下は構成例)
 大6面体*6
 中6面体*7
 小6面体*1
 8面体*2
 中10面体*2
 小10面体*1
 20面体*1
積み上げ順決定用の賽子(六面体) 2個


担当カードとゲームボード

12枚のカードに、それぞれ「1〜3個目」「4個目」「5個目」「6個目」「7個目」…「14個目」と書いて、担当カードとして下さい。裏表両方に書いておくと便利です。

ゲームボードは、14個のスペースからなる外周と、スタートからゴールまで15マスぶんの距離がある内部とで構成します。外周のスペースのうち、連続する11個には、それぞれ順に「2」「3」「4」…「11」「12」まで番号を割り振ります。

下図はボードの作成例です。

別に手書きで汚く作る必要はありません


ゲームの準備

参加者は、自分の担当する駒を決め、それをボード上「スタート」の位置に置きます。積み上げ用の賽子は、ボードの外にまとめて置きます。適当な手段で、最初の手番がだれか決めます。手番は時計回りに回します。


ゲームの流れ

1A)賽子を所定の位置に並べる
1B)また自分が「何個目の賽子を積み上げるか」の担当を決める
2)最初に積み上げるのはどの賽子か決める
3)賽子を実際に積み上げる
4)崩れたところで、得点を計算し、各人、得た得点と同じだけ駒を進める
5)だれもゴールに到達していなければ、1に戻って繰り返し


1A)賽子を所定の位置に並べる

ボードの外周に、賽子をおくスペースが14個あります(うち11個には、2〜12までの番号がふってあります)。手番の参加者は、このスペースに、任意の「積み上げ用賽子」を、最低1個から最大3個までの中で任意の数を置きます。1つのスペースに置くことができる賽子は1つだけです。

賽子を置くスペースが全て埋まった場合、この行動を取ることはできなくなります。

手番の参加者は、この行動か、次に説明する「1B)自分が何個目の賽子を積み上げるかの担当を決める」のどちらかの行動を、ひとつ任意に選んで行います。片方の行動が行えなくなっている場合、自動的にもう片方の行動を取ります。かならずどちらかの行動を取らなければいけません。手番の参加者がどちらの行動もとれなくなったら、「2)最初に積み上げるのはどの賽子か決める」に移ります。


1B)自分が「何個目の賽子を積み上げるか」の担当を決める

手番の参加者は、担当カードの中から好きなものを一枚取って自分の前に置きます。

誰のものでもない担当カードがなくなってしまったら、この行動を取ることはできなくなります。

手番の参加者は、この行動か、次に説明する「1A)賽子を所定の位置に並べる」のどちらかの行動を、ひとつ任意に選んで行います。片方の行動が行えなくなっている場合、自動的にもう片方の行動を取ります。かならずどちらかの行動を取らなければいけません。手番の参加者がどちらの行動もとれなくなったら、「2)最初に積み上げるのはどの賽子か決める」に移ります。


2)最初に積み上げる賽子を決める

「1〜3個目」の担当カードを持っている参加者が、積み上げ順決定用の賽子二つを振り、その値を合計します。その合計とおなじ数が書かれた「積み上げ用賽子の為のスペース」がありますので、そこに置かれた賽子が、最初に積む賽子となります。以下、時計回りに、2個目に積み上げる賽子、3個目に積み上げる賽子、…、ということになります。


3)賽子を積み上げる

まず、「1〜3個目」の担当カードを持っている参加者が、3個目までを積みます。そうしたら、「4個目」の担当カードを持つ参加者が、4個目を積み上げます。さらに、「5個目」の担当カードを持つ参加者が、続いて5個目の賽子を積み上げます。そのようにして、誰かが積み上げた賽子を崩すか、14個全ての賽子が積み上がるまで続けていきます。


4)得点計算

まず、賽子を崩した参加者は、スタート位置まで自分の駒を戻されます。無論、その参加者は、この回では一切駒を進められません。

賽子が崩れずに14個全て積み上がった場合、14個目を積み上げた参加者が、自分の駒を5つ進めます。他の参加者は、駒を進められません。

3個目までを担当していた参加者が、3個目までを積み上げられずに崩してしまった場合、得点計算は以下の通りです。


・4個目の担当カードを持っていた参加者は3マス進める
・5個目の担当カードを持っていた参加者は1マス進める

そのほかの場合、つまり、n個目の賽子を積み上げているときに崩してしまった場合、得点計算は以下の通りです。


・「(n−1)個目」のカードをもっていた参加者は4マス進める
・「(n+1)個目」のカードをもっていた参加者は3マス進める
・「(n−2)個目」のカードをもっていた参加者は2マス進める
・「(n+2)個目」のカードをもっていた参加者は1マス進める

該当するカードを複数持っている参加者がいる場合、その参加者の得点は、合計したものを与えます。4個目、13個目、14個目を積み上げていた参加者が賽子を崩した場合、該当するカードが存在しないことがありますが、このときは、その該当しないカードに対応する部分の得点は、誰にも与えられません。


5)誰もゴールに着いていなければ、1に戻る

担当カードは全て返却します。また、積んでいた賽子、まだボード上にある賽子も全て、ボードの外に戻します。手番は、賽子を崩した者、あるいは14個目を積み上げた者に移ります。


勝利条件

最初にゴールに到達した参加者が、勝利となります。ゴールした参加者が現れた段階で、ゲームは終了となります。ゴールにはちょうどで止まらなくても構いません。複数の参加者が同時にゴールに到達した場合、同率で1位とします。ゴールに到達できなかった参加者は、同率で最下位となります。


賽子を積み上げるときの注意

最初に賽子を積み上げる参加者に与えられた時間は2分、そのほかの参加者に与えられた時間は、1個につき1分です。時間内に積み上げられない場合は、崩したものとして扱います。

使用して良い手は片手のみです。自分の手番では、どの賽子を触っても構いません。

ある参加者が賽子を積み上げ、手を離した後、次に賽子を積み上げることになる参加者は、ゲームの一時停止を要求することができます。一時停止の間に賽子が崩れたら、最後に賽子を積み上げた参加者が崩したものとして扱います。一時停止の時間は10秒間で、それが終わった後に崩れた場合、一時停止を要求した参加者が崩したものとして扱います。一時停止要求を行わない場合、参加者は遅滞なく、賽子を取って積み上げにかからなければなりません。この場合、賽子を取った瞬間に、崩れたときの責任が移ることになります。 なお、「崩れる」の定義は、「すでに積み上がっている賽子のうち、一番下以外の1個以上が落下すること」とします。


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作者による紹介文
[ルールブック]
Sainokawara
by Sawada Taiju / publisher: Late Toccobushi Game Club
for 3-6 players / age 8 and older / 30min. / price: free


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