波止場で、二つの組が集まりました。理由はわかりませんが、とりあえず相手の組に勝つために、組のリーダーは威信を懸けてチキンレースに挑みます。
あなたは、組の幹部として、部下を使ってリーダーに適切な助言をします。
…さて、勝ち馬に乗る幹部は、誰なのでしょうか?
▼コンポーネント
組長駒(赤白2種)×2
ゲーム盤(100マス)
速度計盤(0〜10にMax3つを加えた14マス)
6面サイコロ×2
スタートプレイヤーカード
赤チップ×10
白チップ×10
応援カード
応援カードは、赤色と白色の2色のカードで、それぞれの色について、
加速
1と2が3枚、3と4が2枚、5、6、7は1枚ずつ
減速
1と2が2枚、3と4が3枚、5、6、7は1枚ずつ
存在します。
応援カードは、裏から見て区別できないようにします。
▼ゲームの準備
・ゲーム盤を卓上に置きます。そして、そのスタートマスに、組長駒を置きます。
・各プレイヤーは、それぞれ赤加速カード、赤減速カード、白加速カード、白減速カードを一枚ずつ持ちます。
・応援カードはよくシャッフルし、各プレイヤーに3枚ずつ配ります。残りの札は伏せて山札とし、山札の上から5枚をめくって場に出します。
・じゃんけんなどの手段でスタートプレイヤーを決定します。
・サイコロを2つ振り目の合計を計算します。そして、速度計盤のその値のマスのところに、組長駒を置きます。これは、おのおのの組長駒について別々に行います。このサイコロは、スタートプレイヤーが振ります。
▼ゲームの手順
手番のプレイヤーは、
・「応援」宣言
・カード取得
のどちらかの行為をすることが出来ます。
カード取得を選んだ場合は、場に公開されている5枚のカードのうち、一枚を選んで手札に加えます。しかる後に山札の一番上のカードをめくり、場札に加えます。手番を終了し、左隣のプレイヤーに手番を譲ります。
「応援」を宣言した場合は、手番のプレイヤーは好きなカードを手元に表向きに出します。
この「応援」に対して、他のプレイヤーが対抗しない場合は、「応援」の結果が適用されます。
すなわち、出されたカードのうち、赤について「加速」のカードの数値の合計が「減速」のカードの数値の合計を上回っていれば、赤の組長は加速します。この場合、サイコロを1個振って、その値だけ速度計盤の赤コマを進めます。また、「減速」の合計値が「加速」の合計値を上回った場合には減速しますので、サイコロ一個分だけ速度計盤の赤コマを戻します。
また、仮に「加速」の合計値と「減速」の合計値の差が10以上あった場合は、その差を10で割った値の分だけ、サイコロの出目に加えます。
白についても同様な操作が行われます。
ところで、他人のグループの「応援」に対して、他のプレイヤーは対抗することが出来ます。すなわち、手番でないプレイヤーも、好きなように手札からカードを出すことが出来るのです。ただし、すでに一度対抗したプレイヤーは、もはやカードを出すことは出来ません。
同時に対抗しようというプレイヤーが2人以上いた場合には、手番プレイヤーに近い方のプレイヤーが先にカードを出します。しかる後に、まだ対抗しようと思うプレイヤーがいたらカードを出すことが出来ます。
他のプレイヤーが自分の「応援」に対抗した場合、その対抗に対して手番プレイヤーも対抗することが出来ます。ただし、この場合も対抗は1度きりです。
また、手番プレイヤーと他のプレイヤーが同時に対抗しようとしたら、他のプレイヤーの方を優先します。
こうして対抗した結果、場に出たカード全てを上記の加速・減速の決まりに照らし合わせ、各組長の加速・減速を決定します。
対抗するプレイヤーがいた場合でもいない場合でも、サイコロを振る処理まで終了した段階で、可決されたカード(たとえば、赤の組長が加速したときの赤の加速カード)は、出したプレイヤーの手前に裏返しで置かれます。否決されてしまったカード(たとえば、白の組長が減速したときの白の加速カード)は全て捨てられます。
また、サイコロの出目に修正が加わった場合には、そのとき、その行為になるよう応援したプレイヤー全員に、その色のチップを1枚ずつもらえます。ただし、チップが足りない場合は、どのプレイヤーもチップを得ることができません。
加速・減速の処理(サイコロは手番プレイヤーが振ります)が終わったら、ゲーム盤上の組長ゴマは、速度計盤の示す数値の分だけマスを進めます。
以上の処理を全て終えたら、手番を終了し左隣のプレイヤーに手番を譲ります。
▼ゲーム終了条件と勝利した組の決定
ゲーム終了条件は、次の二つです。いずれの場合でも、組長駒を進める処理まで完全に行った後で、
・双方の組長駒の速度がともに0となったとき
・どちらか一方の組長駒がゴールマスに到達したとき
・双方の組長駒がゴールマスに到達したとき
このとき、勝利した組を決定します。まず、第一の条件でゲームが終了した場合は、どちらの駒が多く進んでいるかを見ます。多く進んでいる方の組の勝利です。
第二の条件の場合、ゴールマスに到達していない組の勝利となります。
第三の条件で終了した場合、あるいは第一の条件でゲームが終了したものの、駒の位置が全く同等である場合は、引き分けということでしきり直しになります。チップだけをそのままにして、再び準備の段階からやり直してください。
▼勝利プレイヤー
各自、手元に置かれているカードの枚数を数えます。ただしこのとき、負けた組と同じ色のカードはカウントしません。カウントできるカード1枚につき、勝利点1点を得ます。数え終えたら、その色と同じ色のチップがある場合、一枚につきカ勝利点を倍にします。
最終的に、勝利点が最も多いプレイヤーが勝利プレイヤーです。
▼注意点
手元や手札のカード、あるいは得たチップの枚数や種類は公開しなくてかまいません。
▼オプションルール
次のようなオプションルールがあります。好みに合わせて適用してください。
・減速が一度でも多数を占めた組では、もはや加速することはありません。
・減速が可決した場合、減速するよう応援したプレイヤーは誰でも、「急ブレーキ」を宣言することが出来ます。減速するよう応援したプレイヤーが全員同意したならば、急激に減速します。具体的には、サイコロの出目(修正値を加えた後の値)を倍します
・スリップ:急激に減速したバイクはしばしばスリップを起こします。減速したときに、サイコロの出目が6だと、スリップを起こしたと見なします。スリップを起こした側の組は自動的に敗北と見なします。得点計算に入ってください。
また、急ブレーキしたときには、サイコロの出目が5または6の時にスリップを起こします。
ChickenRacer (alpha ver.)